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曲がり角の先に

冷たい雨が降っていた昨日の土曜日、
小学2年生になる息子の学校で文化祭がありました。

ところがなんと家族全員で寝坊。笑
目覚めた時にはいつもなら学校に出掛ける時間でした。

息子の友達は小学校への通り道になっている
僕の自宅のマンションの下で、いつも息子を待ってくれています。

「ごめんね、みんなで寝坊しちゃって、先に行ってて」
と妻がその友達に言いに行き、その子は走って学校に向かったそうです。

僕は息子に急いで朝食を食べさせ、着替えをさせました。
マンションを出る時には、通学用に開放している小学校の裏門が閉まってしまうまで
あと10分ほどに迫っていました。

雨が強くなっていたこともあり、僕は車で息子を正門まで送ることにしました。
ところが息子は頑なに「歩いていく」と言い張り聞きません。
正門までなら車で5分ほどなのに。

しかたがないので二人で傘をさして裏門に急ぎ足で向かいました。
すぐにズボンも靴もずぶ濡れです。

学校に向かういつもの曲がり角を曲がると、

そこには20分も前に学校に向かったはずの息子の友達がひとり立っていました。
冷たい雨の中で黄色い傘をグルグル回しながら、
息子の姿に気づくと笑顔で手を振りました。

「どうしたの?」と思わず聞くと、
「みんなで寝坊しちゃったんだよね」と笑ってました。

「ずっとここで・・・まってくれてたの?」と聞くと、
彼はうれしそうに大きく頷きました。

さっそく、じゃれあいながらポケモンも話をしている二人をせかして、
裏門へと走りました。閉門までにはなんとか間に会いました。

二つの黄色い傘が、あいかわらずじゃれあいながら、
校舎の中に消えてゆくのを見ながら僕は思いました。

もし僕が息子を正門まで車で連れていっていたら、
あの子はきっとあの曲がり角で、冷たい雨の中、
いつまでたっても来ない息子をまち続けていたでしょう。

もし僕が息子を正門まで車で連れて行ったら、
息子はきっと背中を丸めて、ひとりで校舎に向かわなくてはならなかったでしょう。

大人になって、何でも合理的に考えるようになって、
何でもうまくやろうとして、
そして大切なものを置いてきぼりにしてしまってるんじゃないかな。

仕事でも実は同じことが言えます。

時にクライアントは、マーケティング的にはこうしたことがいいのに、
と思うことでもそれを実行してくれなかったりします。

そんな時、本当は少しイライラもするけど。

でもその曲がり角にはきっとすばらしいものがあるかもしれません。
事実、僕はクライアントからたくさんの感動を日々、いただいています。

冷たい雨の中を一緒に走れる、これからそんな仕事をしたい。

本当にひさしぶりの休日は、とても暖かい1日になりました。

節電

当社の入居するオフィスビルでも夏の節電対策の案内が回ってきました。できることは少しでも協力したいと思います。

そしてこれが今年だけのことではなく、これを機会に少しだけ控えめなライフスタイルが定着する機会になればいいと考えています。

確かにビジネス上ではそれで困る人もいるはずです。しかし生き残ることができるのは、常に変化したものだけです。これは進化論のダーウィンも述べていることです。

強いものではなく変化することができた種だけが生き残ると。脅威は新たなビジネスの産声です。しっかりこれを抱きましょう。

さて節電と言えばこんな小話をご存知でしょうか?

ある巨大工場がありました。そこは24時間ロボットが働き続ける最新鋭の工場です。どこま制御もほとんどがコンピュータが実施しており、常駐の警備員を除いては人はほとんどいません。警備員はいつもガラス張りの工場の中で無数のロボットが作業しているのを、ため息を付きながら見ていました。

一方、上層部はさらなるコスト削減を工場長に指示しました。ロボットの制御プログラムを見直し、消費電力も、人もけずれるところまで削りました。でもコスト削減は乾いた雑巾を絞るようなものでした。頭を抱えていた工場長のところに警備員が来ました。

「工場長、もしも私が経費をあと15%以上削減できると言ったら、ボーナスをはずんでもらえますか?」
「もちろんだ。でもそんな方法が本当にあるのか?」
「もちろんですとも」

さてこの警備員はどんな方法で経費を15%カットすると言うのでしょうか?

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